混声合唱団「歌好」

混声合唱団「歌好」のサイトです。一緒に歌う人大大募集中!

棟方志功の思い出

 展示してある棟方志功の版画が実はカラーコピーだった!
というニュースを見て、小生の数少ない旧知の芸術家の一人が
棟方志功先生であると思い出した。
(と言ってもお友達だったわけではないが。)

 棟方志功の没年は昭和50年だから、カラーコピーは無い。
 おそらくここ10年以内くらいに窃盗団に盗まれて、その時に
すり替えられたのだろう。ご愁傷様。

 小生は以前にもブログで述べた通り、幼少の頃は絵画や
版画などには全く興味が無かったのであるが、父親が極度の
絵画・版画マニアであったため、何となく絵画・版画・イラスト等々
の絵が幼少の頃から脳みそにすり込まれている感じがする。
長尾みのるなんかもそうだ。

 中でも棟方志功の版画のインパクトが最も強いかも
しれない。何しろ版画の絵を無意識に毎日見ていたのだ。

 小学生の頃、自宅のトイレの壁に掛けてあった安川電機の
カレンダーの絵が棟方志功の版画だった。
 何となく暗くて、何となくインパクトが強い版画で、
その版画の絵に出てくる人々の表情が怖くて、夢に出てきそうな
感じがした。正直な話、大嫌いなカレンダーだった。
 また、ナーバスな子供だったので、汚い字に嫌悪感を
持っていて、毛筆体のカレンダーの日付の数字が雑に思えて
それも嫌だった。
(今でもそうかも。だいたい仕事で喧嘩する相手の野郎は
字が汚い場合が多い。)

 棟方志功の版画のみならず、子供の頃はピカソをはじめと
する抽象画が汚く思えて何となく嫌いであった。
 が、物心がついてからはそうでもない。

 特にただ綺麗な絵よりも共感できるし、見ていて心地よい
感じがする。

 昨日久々に実家のトイレに入ったが、今でも棟方志功の
カレンダーが貼ってあったのには驚いた。今あらためて
見てみると、何となく親近感が湧いてくる気がするから
不思議だ。

 窃盗のニュースはある意味しょーもないニュースだが、
ニュースを契機に偉人や名作が思い出せればそれも
なかなか有意義かもしれない。

スポンサーサイト
その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |

河鍋暁斎初体験

 蕨の実家の近くに河鍋暁斎という有名な
画家の美術館がある。

 小生が小学生の頃からこの美術館は存在しており、
 「あー、ここに美術館があるなあ。」
 と思っていたが、幼少の頃から40歳を過ぎるまで
全く絵画に興味が無く、高校の行き帰りに自転車で
美術館を素通りし、会社の行き帰りに美術館を素通りし、
という具合に約40年間せっかく地元にある素晴らしい
美術館を横目に見て素通りしていた。

 先週の土曜日、昼食を食べながらふと
河鍋暁斎美術館の存在を思い出し、暇だったこともあり、
衝動的に訪問した。実家から徒歩で僅か3分程度の
美術館が初訪問というのは不思議。

 河鍋暁斎の絵は狩野派で綺麗な感じの絵ばかりかと
思っていたが、現実は違っていた。戯画や風刺画も多く、
浮世絵でも版画でも何でもトライする幅の広さと、流派に
とらわれない柔軟性が感じられた。また、写生の大家
なのかと思っていたが、絵の具の質感がかなり感じられ
タッチの強さ、筆圧の強さが感じられた。写生や模写が
上手でたしかにぱっと見は綺麗な感じの絵が多いが、
個々の絵に得体の知れない迫力があるという感じ。
質感というやつはやはり現物を見なければ味わえない
のかもしれない。

 紹介文に自らを「画鬼」と称したと書いてあったが、
まさにそんな感じ。クールな日本画家という感じでなく
まるで抽象画のようなタッチのど迫力な日本画家
という感じであった。画の鬼とは本当にぴったりな
キャッチコピーである。 

 館内に入る前はさほど期待していなかったことも
あり、とてもハッピーな気分になった。

 横山大観と並んで好きになりそうな画家である。

 美術館の展示内容は定期的に変わるらしいので、
また訪問したい。

 

 
 
その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |

有名指揮者へのレクイエム

 もう4半世紀以上前の物語である。

 大学から混声合唱をはじめた小生にとって、
当時常任指揮者であったS谷S先生のお話は
時として格調高く、難しかった。

 同業の偉人として練習中に「カラヤン」のお話を
拝聴し、当時はインターネットも無かったので、
図書館でカラヤンの本を借りてきて読んだ。

 すると、1ヶ月ほど後にカラヤンが亡くなった。

その翌年だったか、常任指揮者の先生は
S水先生に変わっていたが、やはり練習中の
お話は時として格調高く、難しかった。

 バーンスタインのお話をされ、彼が
スモーカーであることなどをお話されていたが
そのバーンスタインのことを全く知らず、
やはり図書館でバーンスタインの本を借りて
きて読んだ。

 すると、やはり1ヶ月ほど後にバーンスタインが
亡くなった。

 こりゃ、縁起が悪いと思い、日本の偉人
小澤征爾の本は2冊借りてきて一気に読んだ。
 死んでも蘇ってくれまいかという思いからである。
 
 幸い、小澤征爾は今でもお元気である。

 その後、もうとっくに亡くなった指揮者の本なら
OKと思い、何冊か読んだ。
 
 お陰様でようやくクラシック音楽に関して
人様とお話ができるようになり、現在に至っている。
その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |

Facebook、怖い。

最近、行方不明者捜索協力かたがた、FACE BOOKに登録しました。
が、怖い怖い。
その他 | コメント:2 | トラックバック:0 |

長尾みのる しまった!

 イラストレーターという職業を日本で初めて
立ち上げた長尾みのる氏が死去したという
ニュースを見た。

 長尾みのる氏は有名であるが、その著作の
「しまった!」という風刺の効いた絵本の存在を
知る人は少ないだろう。

 小学生の頃、大久保の父の実家の書棚に
あった本を勝手に出して読んでいたが、その中に
その「しまった!」があった。

 長尾みのる氏が描く人物はトリスウイスキー
のアンクルトリスのような顔をしていた。
 (しかし、アンクルトリスをデザインした柳原良平氏とは
全くの別人であるが。)

 鼻の大きい独特の表情が頭から離れず、
夢に出てきそうな感じがしたものである。

 また、彼の絵本には文章はなかったが、
子供でも見てわかるストーリーがあった。

 全く不思議であるが、一枚の絵の中に
起承転結があるというような感じ。

 最も印象に残っている絵はバスの車内
を描いたもので、かなり美人な女性が
放屁をしたのであるが、乗客のおじさん達は
その女性の方ではなく、太ったおばさんの方
を凝視しているという風刺の絵である。

 この本を見たのはもう40年も前の話で
あるが、不思議なもので、その絵が今でも
脳裏から消えない。 


その他 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| ホーム |次のページ>>